8月5日(土)・6日(日)に開催された「遊戯王カードゲーム」の世界トップデュエリストを決める大会
「Yu-Gi-Oh! World Championship2023」で『デュエルリンクス』の頂点に立った選手のデッキレシピとインタビューを紹介！

決勝大会では24人の選手が集結！
5日に行われた予選ラウンドでファイナリスト2名が選出され、6日の決勝戦でナンバー１を決定したぞ！

 

優勝：Takagi 選手

スタンダードデッキ

キャラクター：エド・フェニックス
デッキ：「D-HERO」

キャラクター：プレイメーカー&Ai
デッキ：「パラディオン」

キャラクター：榊遊矢
デッキ：「オッドアイズ」＋「マギストス」

レジェンドデッキ

キャラクター：ユーゴ
デッキ：「スピードロイド」

キャラクター：武藤遊戯
デッキ：「ガンドラ」＋「オルフェゴール」＋「ガジェット」

 

●デュエリストインタビュー

――「WCS2023」に参加するにあたって、今回のレギュレーションではどんなデッキが流行ると思いましたか？

「スピードロイド」・「オッドアイズ」・「オルフェゴール」・「ガンドラ」です。
「スピードロイド」と「オッドアイズ」は強力なので、みんな必ず使うと考えました。
「オルフェゴール」も強いですが、プレイヤーによってデッキ構築に幅がありますね。
「ガンドラ」は自分も使って何度も戦った結果、様々な相手に対して安定して戦えるのが強みだと思いました。

――決勝で使用したデッキの順番と理由を教えてください。

使用した順番ですが、相手のスタンダードデッキとレジェンドデッキが判れば出方が予想できるので、それを見て相性の良いデッキを選択しました。
決勝戦では相手が使用してくるスタンダードデッキとの相性を考えてどんなデッキ相手でも、ある程度は戦えると判断して「D-HERO」を一番最初に使用することを決めました。

――強いデッキはほかの選手も使用すると思うのですが、今回のデッキで自分ならではと言える構築のポイントはありますか？

「D-HERO」に「E・HERO サンライザー」を採用したことです。あまり「D-HERO」では採用されませんが、その瞬間的な爆発力が魅力です。
更に「E・HERO リキッドマン」を融合素材にすることでドロー加速も行え、攻撃を確実に通す為に相手の罠カードを除去するカードが引き込みやすくなります。

――この大会ではどんなデッキと戦う事が多かったですか？

「スピードロイド」が一番多かったです。24人全員が使っていました。

――使用率の高いデッキに対して、相性の良いカードを投入するなど何か対抗策を考えていましたか？

対抗策となるカードを入れるより、そもそも相性的に不利になるデッキをぶつけないようにしていました。
自分のスタンダードデッキの1つである「オッドアイズ」は「スピードロイド」に対して不利になるので使う順番を意識しました。
みんな強いデッキは1戦目か3戦目に使う傾向があったので、それを避けて「オッドアイズ」を使う順番を決めました。
昨日から何度も戦っているので、1戦目以降はそれぞれの対戦相手の今までの傾向を分析してデッキを選んでいました。

――今回の大会は普段の「デュエルリンクス」と違う特殊なレギュレーションでしたが 、勝ち抜くための何か訓練のようなことはされましたか？

昨年9月から「KCカップ」が始まっていますが、過去5回とも環境が全然違っていました。様々なデッキを使って戦うことで、より深くデッキを研究する事が出来ました。
自分のデッキ構築にも大きく役立ちましたし、使われるデッキの傾向も分析する事が出来ました。

――今回優勝できた勝因となるようなカードがあれば、何か１枚挙げてください。

「E・HERO サンライザー」です。カッコ良くて一番好きなカードです。
実は昨日の別のインタビューでもずっとそう答えてました（笑）。ラッキーカードです。

決勝戦のデュエルをインターネットで配信中！
「Yu-Gi-Oh! World Championship2023」『デュエルリンクス』の部決勝戦のデュエルを、公式YouTubeチャンネル「遊戯王OCGチャンネル」で配信中！
世界一を決める最高峰のデュエルを実況解説付きで楽しめるぞ！

 

『OCG』の部のインタビューの記事はこちら！

『マスターデュエル』の部のインタビューの記事はこちら！