●使用デッキ:「火雷神サンダーボールド」デッキ
⇒公式データベースはこちら!
●デュエリストインタビュー
――優勝おめでとうございます! 今のお気持ちをお聞かせ下さい。
初代優勝者ということで凄く名誉だと思っております。
自分の力だけではなく、応援してくれた方々、練習に付き合ってくれた方々のおかげで勝てたなと思っています。
――このデッキを選んだ理由や、選ぶ決め手となったカードなどがありましたらお教えいただけますか。
「火雷神サンダーボールド」デッキは、「サンダーボールド」と「CAN-Melo:D」のコンボといったこのデッキでしかできない動きが一番の強みになるので選択してよかったなと思っています。劣勢の盤面でもあのコンボが決まれば「潜入開始」も含めて1ターンで相手のライフポイントを削り切れるというところがあるので、逆転の能力としては一番だと思っています。
そして、いろんなデッキに対して有効に闘えるという点も選ぶ理由になりました。
――「今回の大会で一番活躍したな」という印象に残っているカードや、サイドデッキでどのようなデッキへの対策を重視して構築したかお教えいただけますか。
予想していた通り、予選・決勝ともにマッチ(3戦2本先取の対戦形式)を見据えた罠型のデッキが流行ってきていたので「邪影ダーク・ルーカー」や「ゴースト・サイクロン」を採用して罠カード対策をしました。特に「ダーク・ルーカー」はセットカードを破壊しながらダメージ与えられるので今回の大会で非常に活躍してくれました。
「ダーク・ルーカー」「ギャラクティカ・ジャメイヴュ」「ゴースト・サイクロン」の3枚セットが本当に強くて、「ダーク・ルーカー」は手札に上級が戻ってくるという使いづらい一面もありますが、手札が増えるという点で柔軟な使いかたができるカードだと思います。
マキシマムデッキとフュージョンデッキは、マッチ戦をやるにあたって突破されたあとの返しがないデッキである事や必要なカードが揃う確率などを考慮した結果、対策カードをあまり入れていません。メインとサイドデッキに「ビックリード・ドラゴン」が1枚ずつ入っているので最悪この2枚あれば突破はできるかな、と考えていました。
――今回入れているレジェンドカードを選んだ理由を教えてください。
「サンダーボールド」デッキでは一般的には「天使の施し」が採用されているのですが、長期的な試合展開を想定して「プログレス・ポッター」で2枚ドローできる「貪欲な壺」を選びました。
このデッキは「激鱗解放」や「ロマンス・ピック」なども使っているので1枚しかないレジェンドカードが墓地に落ちやすいんです。発動するよりも墓地に落ちる可能性が高いので、墓地に行っても使える点でも「貪欲な壺」を採用するメリットはありますね。
そしてサイドデッキの構築で最後まで悩んだんですが、やっぱり入れてないとだめだなと「激流葬」を選びました。同じデッキ同士での対戦ではどうしても後攻が不利なので、逆転するにはサイドの「激流葬」が必要になってくるかと思います。
――最後に、ホシノさんが『ラッシュデュエル』をプレイしていて「ここが面白い・気持ちいい」と感じる所がありましたらお教えいただけますでしょうか。
『ラッシュデュエル』は『OCG』と違ってスピード感があるゲームですね。
「何回も召喚できる」というのと「5枚までドローできる」という点が凄くスピード感があって面白いと感じます。